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UVカットは徹底しなければ逆効果②

真夏の夜に飛びまわる害虫を紫外線に、肌をあなたの部屋に置き換えて考えてみてください。窓を開けっ放しにしていると、害虫類が室内へ入ってきます。網戸をしていても、小さな虫が侵入してくるため、エアコンをつけて窓は閉めっばなし。お隣さんを見ると、エコ対策で網戸にしている。室内には虫よけ剤などの準備が整っているのですが、隣からは見えません。「私もエコ対策」といって窓を開け放したとしましょう。害虫類がドッと室内に入ってきて、あなたはパニックになりませんか。お隣さんのように虫よけ剤などがないため、室内の害虫はあなた自身が退治しなければなりません。

新聞紙を丸めて追い回し、ご家族には「虫よけ剤を買ってきて!」と叫び、家中が虫退治で大わらわになってしまいます。久しぶりに紫外線対策をしなかった肌でも同様のことが起こります。珍しくドッと侵入してきた紫外線によって、色素細胞が対応に追われてしまうのです。紫外線が少ないのは当たり前と、肌が勝手に思っていると考えてください。その結果、年に1回とはいえ、急に紫外線にさらされてしまうと、紫外線の防御をするはずのメラニン色素が少ないまま肌にダメージを受けることになるのです。つまり、紫外線防止を心掛けるならば、徹底していただきたいと思います。

年に1回程度ならば強い紫外線に当たっても大丈夫とは思わないでください。年に1回浴びる強い紫外線こそ、肌にとっては大敵と知っていただきたいのです。常日頃から日傘や帽子、紫外線カットの化粧品などで対策を行っている人は、気を抜かないでください。「たった1回」がシミのもとになると心得ていただきたい。油断をしてはいけません。でも、紫外線防止のことだけを考えて生活をして、「疲れちゃう」と思う人は、徹底しないことを逆手にとって、ほどほどの紫外線防止を心掛けてください。ほどほどこそ、肌の健康にとっては大切なのですから。

紫外線を防ぐには、長袖&長ズボン、帽子、サングラス、もしくは日傘が有効です。衣類によって70%程度は紫外線をカットできるといわれています。そして、顔や首などの衣類で被えない部分は、サンスクリーンを活用する。ただし、サンスクリーンの成分によっては、アレルギー反応を引き起こすこともあります。ご自身の体質が商品が合うかどうかは、顔に塗る前に手などに塗って確かめてからにしてください。かゆみが生じた場合は、我慢しないですぐに洗い流すように心掛けましょう。紫外線防止を徹底するならば、1年を通して四六時中行うこと。「ついうっかり」は止めてください。そして、それが無理ならば、ほどほどに紫外線防止を行うことを考えていただきたいと思います。